合格体験記

京大・経合格 小田啓介君

 僕がこの予備校に通い始めたのは、高2の3学期からでした。それまでは学校の自習室を利用していましたが、勉強時間が少ないなと感じ、夜遅くまで空いている予備校に通おうと思いました。
 僕が高2の時、葦牙予備校を選んだ理由は、単純に家から近かったからです。しかし結果的には、この選択が合格への最大のキーポイントであったと今は実感しています。そう思う理由は3つほどあります。
 1つ目は、シンプルで的確な勉強方法を教えてくれたことです。この予備校にきてから、基礎力を上げることを重視した勉強方法を確立することができました。合格することができた今となっては、勉強方法がどれほど重要か身にしみて感じています。特に英語に関しては、「とにかく文章をたくさん読んで、その中で単語を覚えろ」と耳にタコができるほど言われましたが、大学受験の英語の読解に関しては、これは最も効果的な勉強法だと思います。また英作文に関しても、英語と日本語の根本的な性質の違いを踏まえた独特の英作法を教えてくれました。習得に時間はかかったものの、これは塾長自ら言うように「革新的」な方法であり、言語のおもしろさ、難しさを教えてくれる、非常に説得力をもったものでした。
 2つ目は、塾の雰囲気です。去年の先輩方はみんな仲が良く、僕たちもその流れをついで、とても仲の良い学年となりました。ゆるみ過ぎて叱られることもあったけれど、文字通りアットホームな雰囲気の中で、最後まで楽しく元気にがんばることができました。また、苦しい時には励ましてくれ、年末には全国から忘年会にかけつけてくれる、優しい先輩方に出逢えたこともとてもよかったと思います。
 3つ目は塾長の存在です。僕の大学合格は、時に厳しく、時に優しく指導していただいた塾長がいてくれたからこそのものであると思います。「そこまで言うかい(泣)」と思うほど厳しい口調で自分の解答がいじめられることも多々ありましたが、そんな妥協を許さない塾長の姿勢には心の底から感謝しています。
 最後になりましたが、共に励まし合い、切磋琢磨した友人達、すばらしい環境を与えてくれた葦牙予備校の先生方、先輩方、本当にありがとうございました。

戻る